1. トップ
  2. 読みもの
  3. 80種類のりんごを植える夫婦 ~オンリーワンの果樹園を目指して~|サンファーム

80種類のりんごを植える夫婦 ~オンリーワンの果樹園を目指して~|サンファーム


岩手県紫波町。盛岡市のベッドタウンとして人口が増えているこの町の小高い丘で、たくさんの種類のりんごを育てている農園があります。それが吉田聡さん、美香さんご夫婦が営む「サンファーム」です。

チャレンジの毎日で、失敗することも…

パァーン!パァーン!時折、鳥獣害対策の爆音機が鳴り響く、10haの圃場。ここでは、サクランボやブルーベリー、ハスカップ、ラズベリーなどが栽培されています。夏のフルーツ狩りは観光客にも大人気で、家族連れの笑い声が響くそう。また、生産だけでなく加工、販売までも手掛け、全国のグルメファンを虜にしているのです。

サンファーム圃場

そんなサンファームの一番の特徴は、りんごの種類の多さで、その数およそ80種類!美香さんは、ポケットから紙を取り出し「これね、りんごの地図。これがないとお目当ての木にたどり着けないの」と笑います。こんなにたくさんのりんごを育てることになったのは11代目である聡さんのアイデアだったそう。

「うちは昔から同じ岩手県の盛岡市で米を作っていて、ここで果樹をつくり始めたのは13年前。後発組ですから、人がやっていないものをつくって、オンリーワンを目指そうと思ったんですよ」。
その言葉通り、レネットカナダマスカットレネットコックスオレンジピピンなど、岩手県、いや、日本全国どこを探しても、サンファームでしかつくられていない品種も多数あります。

サンファームりんご

「海外の品種では、ここの土に合わずにあきらめた品種もあります。本当にチャレンジの毎日で失敗することも多々ですね」と聡さんが話すと「多々どころじゃないでしょ。多々多々多々でも足りない(笑)。でもね、あきらめようと思った時にいい芽をつけたりするんです。そんなときは、『頑張ったね』って、思わずりんごに声をかけちゃうの」と美香さんは愛おしそうにりんごの木々を眺めます。

サンファーム吉田美香さん

お客さんの笑顔を想うことがモチベーション

サンファームでは、減農薬の特別栽培に取り組んでいます。聡さんは「岩手では、農薬は36成分と決まっているのですが、うちでは18成分以下でやっています。農薬とカウントされない、微生物由来のものを使ったりしてね。やり始めて7年目ですが、まぁ、お金も労力もかかりますから、本当に挑戦ですね。通常の特別栽培は、2年続けたら1年は普通栽培をすることになっているんですけれど、うちは周囲にりんご農家がいないので7年続けることができています。でも、来年はどうしようかと試行錯誤中なんですよ」。

サンファーム吉田さん

チャレンジの日々。農業を続けていくことのモチベーションは、どんなところにあるのでしょうか。「うちのフルーツはパティシエさんやレストランに行くことが多いんです。パティシエさんやレストランの向こうにはお客さんがいるでしょう。自分の果物を使ったお菓子や料理を食べて美味しいと思ってもらえると、うれしいんですよ」。そう言って聡さんは、爽やかな風がりんごの葉を揺らす中で、微笑みます。

果樹や栽培に関することだけではなく、聡さんは、お菓子づくりについても勉強を欠かしません。「パティシエさんと話すときに共通言語がないと困るんです。せっかく使っていただくんだから、ちゃんと知識を身に着けるべきだと思ってね。パティシエさんによっても、つくるものによっても、どの品種がいいのか、こちらでどう加工したらいいのかも変わってきます。これだけの品種があるのがうちの強みなので、要望に応じたオーダーメイドでお出しできればいいなと思っているんです」。

サンファーム吉田さん

サンファームにしかできない、食べ比べセット

今回の出品商品の目玉は、サンファームだからこそできる「食べ比べセット」。「紅の夢」をはじめ、岩手の風土が育んだ旬のりんごを数種類、箱詰めにして発送。何が入っているかは、届いてからのお楽しみです。美香さんは「紅の夢は、クッキングアップルで生では酸っぱいんです。一番おいしい食べ方はアップルパイにすることだけど、アップルパイをつくるのは面倒でしょ(笑)。だから、お砂糖まぶして、レンジでチンするだけのジャムがおすすめ。ヨーグルトに入れたり、お肉を焼いた後のフライパンに入れて、ニンニクとお醤油とお酢を入れれば立派なソースにだってなるんですよ」と教えてくれました。

サンファームりんご

ほか、今後は心をこめてつくった無添加・手づくりのジュースやジャムもオンラインストアに並ぶので、サンファームならではの味をぜひ味わってはいかが?

 サンファームのりんご通販はこちら


ページトップへ